はじめに(説明者:アネモイ)
共働き夫婦のためのマネー戦略(説明者:FPウーマン)
アネモイ・篠原
本日は、大雨の中、ご参加いただき、ありがとうございます。本日の大人のア・ソ・ビ・バは「マネー」をテーマで始めます。
共働き夫婦の”家計"の分担をどうされているのか、アネモイが実施したアンケート結果では、このような結果になり、二人で行っているという方が多いという結果でした。
一方、「なかなか貯まらない」「無駄遣いをしてしまう」といった声も多く、「どうすればいいのか」と悩まれているご家庭が多いのではないでしょうか。
アネモイでは、共働き夫婦のハッピーなライフスタイルを実現していく上で、「ライフ=家庭運営」「キャリア=自己実現」の他にも、「マネー」も大切だと考えています。
そこで、今回は、ファイナンシャル・プランナーの高山一恵さんに、共働き夫婦が必要な「マネープラン」についてお話を聞きたいと思います。高山さんは、「Oggi」や「Frau」などのさまざまな女性誌で連載を持つ、人気ファイナンシャル・プランナーです。それでは、高山さん、よろしくお願いいたします。
FPウーマン・高山一恵さん
ご紹介いただきました、FPウーマンの高山といいます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、私がいる会社「FPウーマン」について少し紹介させてください。FPウーマンは、今から10年ほど前にできた、女性による女性のためのFP会社です。
FPというと、難しく思われますが、簡単に言えば、おカネに関する何でも相談を行っています。創業当初は、「FP」という存在がまだまだ世に知られていませんでしたが、最近では女性誌や経済誌などへの連載記事、書籍・新聞などのメディアへ出る機会や、個人のお客さんからのマネー相談など、いろいろと活動をしています。
本日は、共働き夫婦のためのマネープランという内容を中心に話を進めたいと思います。
最初に、そもそも「なぜマネープランが必要か」という点を見ていきましょう。
今、世の中はどういう状況でしょうか?
以前は、定年まで会社に勤め、老後に年金が支給されるといった、国や企業が私たちを支える仕組みがあった時代でした。
ところが、今はそういう時代でなくなり、企業や国に頼るのが難しくなり、自分のことは自分で備えておく必要がある状況になってしまいました。
そのために、「自分軸足マネープラン」を作りましょうと私たちは言っています。これは、自分たちの人生の目標を持ち、それを実現していくために、必要なマネープランを持つことです。
さまざまなライフイベントに対する「攻め」、あるいは、まわりの経済環境の影響の変化、あるいは万が一のときの備えなどの「守り」をきちんと持つことで、自分たちの夢の実現を可能にしましょうということです。
人生の3大資金というのがあります。それは、「住宅購入資金」「教育資金」「老後資金」です。ライフイベントにも関連し、いわば「人生にかかるお金」とも言えます。
実は、それぞれけっこうお金がかかるものなのです。相談に来る人でも、「住宅購入資金」「教育資金」を重視するあまり、「老後資金」が手薄になったり、あるいはその逆だったりとしています。これらは、バランスをとることが大切です。
ここで、皆さん自身の老後までにどのぐらい必要かを調べてみましょう。
計算方法はいくつかありますが、今日はここに書かれている方法で、60歳までの自分で用意しておきたい金額を計算してみましょう。
人生にかかるお金を計算してみる
どうでしたか?他のところのセミナーで1億円を超えた人もいましたが、普通の人でも何千万円という計算になりませんでしたか?けっこうな金額ですよね?
さきほどの話にもありましたが、「教育資金」「住宅購入資金」にお金をかけすぎてしまうと、自分たちの「老後資金」が足りないということもありますので、バランスよくなるように、注意しましょう。
お手元に配ってあるライフプラン表を記入して、自分たちのお金の動きについてみていきましょう。
すこし時間をとって、記入をしてみましょう。まず、ご家族のお名前と、それぞれ予定しているライフイベント等も書き込んでいきましょう。
ライフプラン表を作成してみる
自分だけでなく家族全員のことを書き入れる
いかかですか?
たとえば、「車の買い替え」「子どもの学校入学」が重なる年があったりとか、ライフイベントと一時的な支出時期が見えてきませんか?
このように、ライフプラン表を作成してみると、これからの将来のライフイベントやお金が見えてきて、それに備えたりすることができるようになります。
ご相談に来られる共働き夫婦などで、「お互い仕事が忙しく、家計管理ができていない」「収入がある割に、気づいたら貯蓄ができていない」というのは、よく見られる家計の特徴です。
そうならないためのポイントをいくつか紹介します。
共働き夫婦の場合、収入が二つあるので、夫婦が共同で管理していくために、口座を分けて家計管理していくことをお勧めします。例えば、「生活費口座」「余暇・予備口座」「貯蓄用口座」「投資用口座」といった形で、役割を分けた口座を作ります。
また、日頃のお金が、「消費」「浪費」「投資」のどれに使われているのかも把握するようにしましょう。そして、なるべく「浪費」は無くし、「消費」も抑えていくことが肝心です。
家計管理がよくできている共働き夫婦では、このようなことをやっています。
ご自身がどのぐらいできているかチェックしてみてもいいですし、まだやっていない場合は、これから取り組むようにしましょう。
最後に、本日をお話した内容を参考に、「世界にひとつしかないあなただけのマネープラン」を作り、これからのみなさんの人生のお役に立てれば幸いです。
本日はありがとうございました。
イベント日にアネモイFacebookへの「いいね!」が200突破!
20代・女性
20代・女性
将来のライフプランニングについてどういった考え方があるのか知りたかった。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
銀行や証券会社ではない視点のお話を聞きたかった。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
お金の使い方、計画などにあまり興味を持ってきてなかった。結婚に際して考え始めた方がいいかと思い参加しました。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
共働きですが思ったようにマネー管理、資産管理ができていないので学ぼうと思い、参加しました。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・男
子どもの教育費をどのように貯めたらいいのかわからない、毎月の家計の中から自由に使えるお金を作りたい
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
20代・女性
特に何も考えずに参加したが、危機感を感じ、何か行動を起こす気分になれたのでよかった。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
20代・女性
貯蓄の仕方など自分の意識の持ちようや、やり方を変えるといいと分かってよかった。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
20代・男性
浪費も楽しみたい時期なのでバランスが難しいが、マネープランは本気で考えようと思った。子どもができてからじゃ遅い。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
老後の資金は具体的なイメージが持てた。口座を分けてお金を貯める案はとても参考になりました。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
ワークがあっていろいろ具体的でよかったです。貯蓄など今日から始められる部分があって実践に移しやすいとおもった。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
大変勉強になりました。自身が何も考えていなかったことを痛感しました。取り入れたいことがたくさんありました。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・女性
短い時間に考えるべきポイントをたくさん情報として与えて頂いたので、とてもよかったです。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
30代・男性
ヒントをたくさんもらえたので、一度妻と話してみたいと思います。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00
FPへのマネー相談をご希望の方は、下よりお申込みください。お申し込み後、担当よりご連絡させていただきます。
お金を自分で稼ぐようになって、貯金や将来のお金の使い道についていい方法や考え方を知りたかった。
コメント日時:2014/6/11 20:00:00